かたぴ
Uber Eats で注文したとき、配達予定時間をオーバーしているのにも関わらず「ご注文品を準備しています」という画面からなかなか進まないことがあります。
その原因は配達パートナーが決まらないから。
配達パートナー、要するにみなさんの注文した商品を運んでくれる配達員のこと。
配達パートナーが決まらない原因はいくつかあるのですが、残念ながら既にしてしまった注文に対してみなさんができることはありません。
ただ、次回以降の注文で少しでも待ち時間を短縮させることは可能です。
どういうことなのか?
この記事で解説していきます。
配達パートナーが決まらない原因
Uber Eats で配達パートナーが決まらない原因は全部で5つあります。
- 原因①支払い方法に現金払いを選んでいるから
- 原因②注文数に対して配達パートナーの数が足りていないから
- 原因③お店からお届け先までの距離が遠いから
- 原因④配達パートナーに敬遠されがちなお店だから
- 原因⑤商品の準備に時間がかかっているから
ひとつひとつ見ていきましょう。
原因①支払い方法に現金払いを選んでいるから
Uber Eats の支払いに現金払いを指定してませんか?
意外と知られていないのですが、配達パートナーの一部しか現金払いには対応していません。
配達パートナーは現金払いの注文の受付のON/OFFを一人ひとりが設定できるので、OFFにした配達パートナーには現金払いのみなさんの注文の配達依頼が入らないということに。
そのため、支払いをクレジットカードやPayPayのような電子決済ではなく現金にしてしまうだけで配達パートナーが決まりづらくなります。
原因②注文数に対して配達パートナーの数が足りていないから
純粋に配達が追いついていないという状況です。
需要(注文数)と供給(配達パートナー数)のバランスが需要に大きく傾くとこのような状況になります。
雨や雪といった悪天候の日や暑すぎる(寒すぎる)日は需要も増える傾向にあるので、どうしても配達パートナーの取り合いになりがち。
例えるなら、タクシーに乗りたいのに路上で空車のタクシーがなかなか通りかからず時間だけが過ぎていくイメージです。
原因③お店からお届け先までの距離が遠いから
お店からお届け先までの距離が長距離になると自転車の配達パートナーが割り当てられなくなる傾向にあります。
自宅の最寄駅から何駅も隣の店から注文をしていませんか?
配送手数料で400円以上かかるような店から注文をしていませんか?
そういった店でも配達パートナーが決まらないことはないのですが、決まりづらくなる傾向にはありますね。
Uber Eats の報酬の仕組み上配達パートナーは短距離の配達を好みがちなので、長距離の配達は効率面で敬遠されがちです。
というのも、Uber Eats では配達パートナーが好きな配達依頼を選ぶことができるんですよね。
配達依頼が入ったけど長距離の配達だと分かったから配達拒否をする、なんてことも日常茶飯事。
特に長距離の配達は自転車の配達パートナーに敬遠されます。
バイクや車よりも自転車の配達パートナーのほうが多いですから、自転車の配達パートナーが割り当てられないとやはり決まりづらくなるということに。
原因④配達パートナーに敬遠されがちな店だから
これは実際に配達パートナーとして仕事をやってみないと体感しづらいところですが、配達依頼が入っても配達パートナーが拒否したくなる店というのも存在します。
例えば以下のような店は配達パートナーから敬遠されがちと言えるでしょう。
- 商業施設の高層階や地下にある店舗
- 入館手続きが必要な店舗
- 商品受け取り中に駐禁を切られるリスクの高い店舗
- 時間帯通行不可の道路沿いにある店舗
- 店員さんの態度が悪い店舗
- 調理遅延が頻発して待たされがちな店舗
要するに面倒くさいのです。
時間がかかったりトラブルの原因になったりするような店は選びたくないというのが配達パートナーの心情です。
「仕事なんだからちゃんと運んでよ!」と思うお客さんも多いかもしれません。
ただ、Uber Eatsの配達パートナーは従業員ではなく個人事業主ということもあり、配達依頼を受けるかどうかは自由に選べるんですよね。
ベテランの配達パートナーほど必ずと言っていいほど店は選んでます、これは間違いなく。
自分もプライベートでUber Eats で注文するときは路面店だったり駐車場のある店だったりと、自分が運ぶ側なら受けたいと思う店で注文することが多いくらい。
原因⑤商品の準備に時間がかかっているから
お店が店内客で混んでいる、またはデリバリーの注文が殺到しているなどで、実際に商品の準備に時間がかかっているパターンです。
店にはUber Eats の注文に対して調理開始を遅らせる機能があるので、店がその機能を使用すると必然的に配達パートナーが決まるまでの時間も長くなります。
他の理由と違ってそのときの店の状況によるので、こればかりはどうしようもないですね。
かたぴ
最悪キャンセルされてしまう
配達パートナーがまったく決まらない状態で注文から1時間以上経過してしまうと、Uber Eats のシステムによってその注文は自動でキャンセルされてしまいます。
システムによる自動キャンセルなのでもちろん注文代金は請求されませんが、お腹が空いた状態で長時間待たされて、挙げ句の果てにキャンセルになってしまうのは結構ダメージあるんですよ・・・。
キャンセルになってしまったら、もう一度改めて注文し直すか、その食事はもうUber Eats の利用を諦めるかのどちらかしかありません。
自分一人ならまだしも、家族や友達との食事のときにUber Eats で注文してキャンセルになったらツラいですよね。
だからこそ、配達パートナーが決まらない事態はなるべく避けねばなりません。
かたぴ
配達パートナーが決まりやすくなる注文を意識しよう
「ご注文品を準備しています」の画面で大幅に待たされるのをなるべく避けるためには、配達パートナーが少しでも決まりやすくなるような注文をする必要があります。
既にしてしまった注文に関してはどうしようもありません。
次回以降の注文の際は、以下に紹介する対策を意識して注文してみてください。
- 対策①電子決済で注文する
- 対策②悪天候や深夜を避けて注文する
- 対策③遠すぎる店を避けて注文する
- 対策④路面店で注文する
- 対策⑤駅に近い店で注文する
対策①電子決済で注文する
配達パートナーを決まりやすくするという点で言うなら現金払いは絶対に避けましょう。
経験上、現金払いをやめるだけでもだいぶ改善されます。
支払い方法にクレジットカードやLINE Pay、PayPayといった電子決済を指定すると良いです。
対策②悪天候や深夜を避けて注文する
雨や雪が降っている日の注文はなるべく避けましょう。
可能ならば深夜に注文するのも避けたほうが良いです。
確かにそういうときこそ外に出たくないからUber Eats で注文したくなるのも分かるのですが、こういった日や時間帯は配達したがらない配達パートナーが増えるので、どうしても街にいる配達パートナーの数も少なくなりがち。
ちなみに雨の日の現金払いという組み合わせは経験上最悪です。
普段は現金払いONの配達パートナーでも雨の日はOFFにする人もいるほど。
かなりの確率で配達遅延を引き起こすので、雨の日の現金払いはやめておきましょう。
対策③遠すぎる店を避けて注文する
自転車の配達パートナーも敬遠しないよう、なるべく近場のお店で注文しましょう。
そうすれば自分の注文に対応できる配達パートナーの絶対数を増やすことができます。
対策④路面店で注文する
路面店(道路沿いに面した1Fにある店)は配達パートナーに歓迎されやすい要素のひとつ。
というのも配達パートナーが店の前に車両を横付けできるので、商品の受け取りが楽なのはもちろん、商品の受け取る間に駐禁を切られるリスクも低いからです。
もしみなさんがそのお店に直接食べに行ったことがあって店の周辺の特徴を知っているのであれば、路面店はぜひ狙って注文してみてくださいね!
対策⑤駅に近い店で注文する
駅の近くはUber Eats で注文できる店が集中しているので、多くの配達パートナーが待機している傾向にあります。
配達パートナーが決まりやすいのでオススメです。
かたぴ
まとめ
Uber Eats で「ご注文品を準備しています」の画面からなかなか進まないのは配達パートナーが決まらないからです。
配達パートナーが少しでも決まりやすくなるように、次回以降の注文では以下を意識してみてください。
- 対策①電子決済で注文する
- 対策②悪天候や深夜を避けて注文する
- 対策③遠すぎる店を避けて注文する
- 対策④路面店で注文する
- 対策⑤駅に近い店で注文する
ちなみに配達パートナーが実際に決まった後、よりスムーズに配達してもらうためには住所の入力や設定が正確かどうかも非常に重要です。
分かりやすい住所の入力のやり方については以下の記事で解説しているので合わせてどうぞ。