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かたぴ
さて、Uber Eatsの配達は自転車でもできますし、バイクでもできます(※)
自転車だろうがバイクだろうが『商品をお店でピックアップしてお客さんの元へ届ける』という仕事の内容は変わりません。
とはいえ、自分自身、自転車からバイクに車両変更申請して実際にバイクで配達してみると思うことがたくさんありました。
自転車からバイクに変えたら、ここは良くなったなと思うところもあれば、ここは難しくなったなと思うこともあります。
そこでこの記事では、Uber Eatsの配達で自転車とバイク共に1,000回以上配達してきた自身の経験から、自転車からバイクに変更するメリットとデメリットについて生の声をお伝えしたいと思います。
※2020年4月23日現在、自転車とバイク両方いっぺんに登録はできません。また、自転車で登録したのにバイクで配達するなど、登録した車両と異なる車両で配達したのが発覚するとアカウント停止になるのでやらないように。もし車両変更したい場合はパートナーセンターに出向いて申請する必要があります。
バイクで配達するメリット
- 体力的にラク
- 移動スピードが上がる
- エリア移動が気楽
- 鳴るチャンスが増える
- 雨の日の装備でも移動中に影響を受けにくい
- 盗難されにくい
- パンクしにくい
俺が思うメリットはこちらの7個。
以下でひとつひとつ解説していきます。
体力的にラク
長時間稼動しても翌日の稼働に響かなくなりました。
自転車で12時間以上とか稼働してると結構翌日にまで残るんですよね〜。
バイクは右手でスロットルをひねるだけ。
自転車のように身体全体を使ってペダル回さなくていいですからね〜。
かたぴ
移動スピードが上がった
自転車よりも移動スピードが上がるということは単位時間あたりの距離料金が増えるということ。
どんなスピードだろうが1kmあたりの距離料金は決まっているので、短い時間で1km走ればそれだけ距離料金の旨味が増します。
あとは自転車だと走れない道を走れるようになったのも移動スピード向上に貢献してくれてますね。
自転車は走行禁止なことも多いアンダーパス・跨線橋・トンネルとかも走れるようになりましたし。
かたぴ
原付二種なら法定速度はクルマと同じ60km/hなので、街ナカを走るには十分な速度です。
エリア移動が気楽
バイクは体力的にもラクだし移動スピードも上がるため、気軽に違うエリアへ移動できます。
違うエリアへ移動することの大きな目的は戦略的に稼働できるようにするためです。
例えば、曜日や時間帯に応じてブーストの倍率が高いエリアやピーク料金の発生しているエリアに向かってみる。
はたまた、クエストの消化を目的に、鳴りが多い東京都心に向かってみるとか。
かたぴ
鳴るチャンスが増える
バイクにしか配車されないピックアップがあります。
具体的にはロングドロップですね。
ロングドロップとは飲食店からお客さんの家までの距離が長い配達のこと。
自転車の場合にはバイクほどの長距離は配車されないんです。
一方で、自転車によく配車されるショートドロップは、バイクのときにも鳴ります。
つまり、バイクだとショートドロップもロングドロップも鳴るということ。
鳴る対象が多いということは、鳴るチャンスが増えるということなんです。
かたぴ
ちなみに現金決済の配達をONにすると更にアンテナ強度が強くなりますよ。
雨の日の装備でも移動中に影響を受けにくい
長靴を履こうがカッパを着ようが、バイクなら雨の装備の影響を受けにくいです。
バイクの場合はスロットルをひねるだけで走りますからね〜。
自転車だと、長靴を履いたらペダルは漕ぎづらくなるし、カッパを着ると走行中の風圧も増してしまいます。
ペダルがどんどん重くなってしまうんですよね。
かたぴ
盗難されにくい
悲しいですが、Twitterで配達パートナーの投稿を見ていると、度々自転車を盗まれている書き込みを見かけます。
バイクは自転車よりも重さがあるし、ハンドルロックもできるので盗難されにくいです。
ハンドルロックまでしてたら、短時間で一人だけで盗むというのはかなり困難。
かたぴ
パンクしにくい
パンクをはじめとした車両トラブルはUber Eatsの配達中には極力避けたいところ。
特にクエストをこなしているときにパンクしてしまうと、配達の計画が大きく狂ってしまうんですよね。
何よりクエストが達成できないと収益が下がってしまいます。
クエストは配達回数でカウントされる以上、限られた時間の中で効率よく配達をこなしていく必要があります。
そのため、パンク修理をしている時間なぞ無いのです。
かたぴ
バイクで配達するデメリット
- クエストで数をこなすのが難しい
- ガソリン代や税金がかかる
- 車両メンテナンスコスト増大
- 道路交通法による取締リスク増大
- 道を間違えたときのリカバリー難度増大
- 体重は減りづらくなる
続いて俺が思うデメリットはこちらの6個。
以下でひとつひとつ解説していきます。
クエストで数をこなすのが難しい
バイクではクエストが達成しづらく、クエストから得られる報酬が減ってしまう恐れが。
インセンティブのひとつであるクエスト。
クリア可否は配達回数のみで判定され、配達時間や走行距離は問われません。
バイクというスピードの出る車両という特性上、ロングドロップが多く配車されます。
そのため、どうしても自転車よりも1件あたりにかかる配達時間が長くなりがち。
ロングドロップになりやすい店を避けてショートドロップになりやすい店を選ぶ、そういう動きも必要になります。
自転車以上に配達するエリアと店の特徴を知る必要があります。
かたぴ
ガソリン代や税金がかかる
バイクは自転車よりも維持費がかかります。
配達車両をバイクに変えてもUberからガソリン代は支給されません。
また、年間2,000円あたりの軽自動車税を納める必要があります。
場合によっては月極駐輪場を借りる人もいるでしょう。
自宅に自転車は停められてもバイクは停められないという方も多いでしょうから。
かたぴ
車両メンテナンスコスト増大
バイクは車両のメンテナンスに時間や労力を割かねばなりません。
まず自転車よりもバイクのほうが車体の構造が複雑。
自分でメンテナンスするにしても、自転車よりは難易度が上がります。
また、バイクは自転車よりもパーツがたくさんあります。
経年劣化でどこかしらパーツがダメになる頻度が高いです。
かたぴ
道路交通法による取締リスク増大
バイクに乗ると道路交通法による社会からの監視の目が増えます。
まず一番怖いのが駐車禁止を取られるリスク。
都心部や駅前など人通りの多いピックアップ先などでバイクを停めるときは毎回ヒヤヒヤもんです。
他にも一方通行路だったり、制限速度だったり、一時停止だったり、追い越し禁止(オレンジ線)だったり。
白バイやパトカーにとっ捕まっている配達パートナーはTwitterでも度々見かけます。
かたぴ
Uber Eatsの配達中ではないですが、俺自身も過去に一時停止違反で6,000円持ってかれましたね…
道を間違えたときのリカバリー難度増大
バイクで配達する場合、地図を読める人や土地勘に強い人でないと厳しいです。
バイクの場合は曲がる場所を間違えて通り過ぎてしまうと、次曲がれるところまでかなり距離があるということも。
走っているのが一方通行路だと迂回するのも大変だし、駐停車禁止区間の道路だと落ち着いて地図を確認することすらできません。
かたぴ
時間がかかるのでなるべく避けたいところ。
体重は減りづらくなる
バイクで配達していると、自転車より消費カロリーは間違いなく減ります。
自転車で一日中稼働しているときはガッツリ系のメシを食べまくっても全然太らなかったですから。
むしろ体重がどんどん減っていくので、ダイエットしたい方には自転車が断然オススメです。
かたぴ
車両の変更はパートナーセンターでの手続きが必要
登録した車両と異なる車両で配達したのがバレると、アカウント凍結になるので気をつけて。
登録した車両を変更したい場合はパートナーセンターに行く必要があります。
車両の変更申請は無料で、次回また変更申請するまでの期限も特にありません。
— ????????????かたぴ@時間的自由の探求者 (@katapi1103) December 16, 2019
Uber Eatsの配達は登録した車両以外で配達してはいけません。
上記ツイートの通りなのですが、もし自転車からバイクに車両変更したい場合はパートナーセンターに行きましょう。
バイクから自転車に車両変更したい場合も同様です。
なお、車両によって必要な書類が異なります。
バイクの場合はプロフィール写真以外に以下も必要になりますよ。
- 運転免許証の表の写真
- 自賠責保険証明書の写真
- ナンバープレートの写真
かたぴ
もし写真が不鮮明だと申請が通らない恐れもあるので、現地で撮り直せるようにするためです。
まとめ
- メリット①体力的にラク
- メリット②移動スピードが上がる
- メリット③エリア移動が気楽
- メリット④鳴るチャンスが増える
- メリット⑤雨の日の装備でも移動中に影響を受けにくい
- メリット⑥盗難されにくい
- メリット⑦パンクしにくい
- デメリット①クエストで数をこなすのが難しい
- デメリット②ガソリン代や税金がかかる
- デメリット③車両メンテナンスコスト増大
- デメリット④道路交通法による取締リスク増大
- デメリット⑤道を間違えたときのリカバリー難度増大
- デメリット⑥体重は減りづらくなる
バイクでがっつり配達するつもりなら、確定申告は必須と思ったほうがいいです。
ガソリン代・税金・駐輪場代を経費として計上しないと、所得税が増えてしまって損ですから。
自転車とバイク、あなたはどっちで配達しますか?
自由に選べるのがUber Eatsの面白いところです。
くれぐれも登録した車両と違う車両で配達だけはしないでくださいね。
アカウント停止にならないように。