かたぴ
よくフードデリバリーの仕事に対して言われるのは「その仕事を続けてもスキルが何も残らない」という声。
確かにおっしゃる通りです。
仕事内容的に身につくのは土地勘や運転スキルくらいでしょうから、配送業や運送業くらいにしか活きないというのも分かります。
しかもそういった配送系の仕事は今後ドローンや自動運転といったテクノロジーに置き換えられるかもしれません。
一方でこうも思うんです。
「確かに将来を見越して仕事を選ぶことは大事だけど、まず自分自身の身体やこころが元気じゃないと元も子もなくない?」と。
新しいことを学んだりチャレンジしたりしようと思っても、それらをやろうと思える体力が無かったりメンタルがボロボロだったりしたらどうにもなりません。
まずは自分のことを一番にいたわってあげてください。
人間生きていれば色々悩みます。
時には絶望して何もかもが嫌になることもあるでしょう。
でも、悩んでいても人間生きるためには仕事をしなくてはなりません。
そんなとき、自分の身体やこころを元気な方向に持っていきながら収入を得ていくための手段として、フードデリバリーという仕事を活用してみてほしいんです。
フードデリバリーという仕事は人間関係のしがらみがなく、とても気楽で自由な仕事なんですよね。
そこでこの記事では、身体やこころを元気にするという観点でフードデリバリーの仕事にどんな特徴があるのかを現役の配達員が解説します。
ぜひこれを読んでいるあなたが新しい一歩を踏み出すためのきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
好きな時間に仕事ができる
Uber Eatsをはじめフードデリバリーでは好きな時間に仕事ができます。
- 出勤時間や退勤時間は決まっていない
- 勤務時間も決まっていない
- いつ仕事をするかシフトを提出する必要もない
会社員やアルバイトなど時間の決まっている仕事しかしたことがない方からしたら、にわかに信じられないと思います。
「好きな時間に仕事ができるだなんて、そんなことある?」って。
でもね、フードデリバリーの仕事ならそれが実現します。
前日まで仕事する気でいたけど、当日になって体調が悪かったときに「やっぱ今日の配達はや〜めた」が気軽にできる仕事なんですよね。
仕事しないにしても誰かに報告する必要もなければ、代わりにシフトを埋めてくれる人を探す必要もありません。
寝不足のまま朝を迎えてしまって「眠いけど仕事だからもう行かなきゃ」みたいに身体に無理をさせる必要もありません。
繰り返しになりますが、フードデリバリーでは仕事する時間はすべて自分で決められます。
平日の夜だけ配達するのも、土日だけ配達するのも、日中だけ配達するのも、朝から晩まで配達するのも、1週間毎日配達するのもすべて自分の思いのまま。
仕事の時間を自分でハンドリングできるだけでも気持ちはだいぶ楽になりますよ。
配達中は基本的に一人の時間
Uber Eatsをはじめフードデリバリーの仕事では基本的に一人の時間だらけです。
- お店に向かうまでの時間は一人
- お店からお届け先へ向かうまでの時間も一人
- 人と関わるのは商品を受け取るときと商品を渡すときだけ
一般的な仕事だと、嫌な上司や同僚がいるときに「あぁ今日も顔を合わせなきゃいけないのか・・・」って思わずにはいられません。
会社などの組織に属していると自分だけの都合ですぐに配置転換とか部署異動は難しいですからね。
一方のフードデリバリーでは店員さんやお客さんと関わるとき以外はずっと一人です。
誰かと一緒に配達するわけではないのです。
また、仕事するにあたって特定の場所(オフィス)に出勤することもありませんし、朝礼などもありません。
ちなみに、どの店に商品を取りに行くのかも配達員が選ぶことができるので、どうしても考えが合わないとか嫌な店員さんがいると思う店に対しては配達拒否することも可能です。
ノルマもない
Uber Eatsをはじめフードデリバリーの仕事にノルマは一切ありません。
- 何回配達しないとクビになるとかはない
- この時間数配達しないと金が取られるとかはない
- 1週間のうち何日間配達しないとダメとかはない
つまり、ノルマ達成に追われて身体に無理をさせる必要もないですし、周りと比較してメンタルをボロボロにする必要もないですし、ノルマ達成のために不正に手を染める必要もないということです。
フードデリバリーの仕事をするにあたって周りと競争する必要はありません。
ガッツリ仕事したい方はたくさん配達していいし、穏やかに仕事したい方はちょっと配達するだけでもOK。
すべて自分のペースで仕事していいんです。
その人それぞれのライフワークにあった働き方ができるのがフードデリバリーという仕事なんですよね。
配達していないときは好きなことしていてOK
Uber Eatsをはじめフードデリバリーの仕事では配達していないとき(配達依頼が入っていないとき)は好きなことをしていてOKです。
- ゲームをする
- 読書をする
- 動画を見る
- 音楽を聴く
- 公園でのんびりする
- 友達や家族とLINEをする
お店で商品を受け取るときとお客さんに届けるときを除き、フードデリバリーの仕事中は基本的にずっと一人なんですよね。
上司など誰かと一緒に行動しているわけではないのです。
過去にフードデリバリー以外の仕事中に、コソコソ隠れてスマホをいじったり、スマホをいじっているのが上司などにバレて怒られたりしたことある人はいませんか?
フードデリバリーであればちょっとした時間に人目を気にすることなく、堂々とスマホで好きなことをしていても問題ありません。
配達していないときの時間を有効活用できるのもフードデリバリーの仕事ならでは。
もちろん配達依頼を受けて配達しているときだけは全力で仕事に注力してくださいね。
運動にもなる
Uber Eatsをはじめフードデリバリーの仕事では収入を得ながら運動もできてしまいます。
- 自転車で配達するならひたすら漕ぎ続ける
- アパートや団地の階段の上り下り
- 商業施設の中を歩いて移動
ジムでの運動や筋トレが気分を向上させるように、配達しながら街の中をひたすら走り回ることで気分もどんどん良くなってきます。
体重が気になる方であればこの仕事は何よりもダイエットになりますね。
収入を得ながらダイエットにもなって更に気分も良くなる、一石三鳥とも言えるんじゃないかなと。
まとめ
身体やこころを元気にしながら収入を得るという観点でフードデリバリーの仕事はとても都合が良いです。
- 好きな時間に仕事ができる
- 配達中は基本的に一人の時間
- ノルマもない
- 配達していないときは好きなことしていてOK
- 運動にもなる
まずはフードデリバリーの仕事を通じて生活環境を整えるところから始めましょう。
自分の身体やこころが回復してきたところで徐々に将来を考えて仕事や日々の生活を変えていくというフェーズに移行していっても良いんじゃないかなと。
私はフードデリバリーの仕事をやりつつ、仕事の時間的自由さを活用して、配達依頼が入っていないときにこういったブログを始めとした情報発信に力を注いでいます。
フードデリバリーと情報発信の二足のわらじを履いて日々を生きているって感じですね。
大丈夫、生きてりゃ何とかなります。